現在、高齢化社会を迎え、国民の健康と増進は最重要課題となっております。
本財団は、設立以来、磁気の本質の解明が磁気科学技術の向上と新たな創造を促すものと考え、基礎研究から応用研究及び
作用機序の解明と技術の普及を行ってきました。その研究助成研究は202件に達し、一定の貢献を行ってまいりました。
しかしながら、磁気はまだまだ未知の分野が多く、引き続き国民の健康な生活と発展のために昨年同様次の事業を実施しました。
(1) 研究助成事業の公募
大学及びこれに準ずる機関に、基礎研究、応用研究、指定テーマ研究別で研究助成公募を行った。
(2) 審査委員会の開催 応募件数 合計27件の内訳
基礎研究 14件、 応用研究 9件、 指定テーマ研究 4件
平成23年1月31日審査委員会(多氣昌生審査委員長他8名)を開催。
各審査委員の評価、コメントを基に公正且つ厳正な審査を行い、9件の研究テーマを助成金の対象に選定することとした。
審査委員会において選出された研究テーマについて、理事会の承認を得て、3月23日経団連会館において研究助成金
(総額 700万円)の授与式を行った。
(イ) 磁気健康科学に関する基礎研究に対する助成(5件 410万円) (単位;万円)
| 研
究 題 題 |
研究責任者 |
所属機関・職名 |
| 線維芽細胞の成長ならびに形態変化に対する磁場の影響とメカニズム解明 |
若狭 雅信 |
埼玉大学 理工学研究科 教授 |
| 磁性ナノ粒子を用いた腫瘍部位造影画像化への光音響技術の適用 | 平沢 壮 |
防衛医科大学校 医用工学講座 助教 |
| エレクトロスピニングにより作製した磁性足場材料による局所磁場が細胞培養へ与える影響に関する研究 | 外波 弘之 |
大阪工業大学 工学部生命工学科 准教授 |
| ハイパーサーミア応用のための強磁性体金属内包カーボンナノチューブ生成 | 佐藤 英樹 |
三重大学大学院 工学研究科 准教授 |
| 磁気アルキメデス効果によるラベルフリー3次元生体組織再構築法の開発 | 秋山 佳丈 |
東京農工大学 工学系研究科 研究院 助教 |
(ロ) 磁気健康科学に関する応用研究に対する助成(1件 120万円) (単位;万円)
| 研
究 題 題 |
研究責任者 |
所属機関・職名 |
| 低周波磁気刺激による視覚支援デバイスの開発 | 正宗 賢 |
東京大学大学院 情報理工学系研究科 准教授 |
(ハ) 磁気健康科学に関する指定テーマ研究に対する助成(3件 170万円) (単位;万円)
| 研 究 課
題 |
研究責任者 |
所属機関・職名 |
| ヒト運動野内在性リズムの生理的意義の反復磁気刺激による解明:反復磁気刺激のシナプス可塑性誘導機序の解明を目指して | 花島 律子 |
東京大学医学部附属病院 神経内科 助教 |
| 組織再生に対する磁場作用の研究 〜血液循環系に着目して〜 | 川崎 隆史 |
独立行政法人産業技術総合研究所 主任研究員 |
| 全頭型脳磁図を用いた統合失調症の感覚情報処理機能の縦断研究 | 前川 敏彦 |
九州大学医学部附属病院 特任助教 |
磁気健康科学に関する情報を収集し広範な利用をはかるため、当財団の研究助成事業の一環として、普及及び啓発事業による
成果、先端的研究に関する諸情報を収集等財団の事業活動をとりまとめて、会報「磁気と健康」を作成し、広く関係機関に提供した。
(イ) 会報「磁気と健康」の発行
第23号 平成22年7月発行
| 記事:1 |
高血圧症に対する超低周波電磁場の降圧効果 |
| 西村 勉 京都大学医学部附属病院 探索医療検証部 | |
記事:2 |
高周波磁場で発熱するインプラントを用いたがん温熱治療への期待 |
| 竹村 泰司 横浜国立大学 大学院工学研究院 教授 | |
| 記事:3 |
磁性体を利用した薬剤送達法 |
| 黒谷 玲子 横浜市立大学大学院 医学研究科 循環制御医学 | |
磁気と健康の関係について、下記の「健康科学セミナー」に協賛し、東日本大震の災影響下にもかかわ
らず20名の皆様にご出席いただき磁気が生体に及ぼす作用について講演を行った。
| 開催年月日・場所 |
講演テーマ |
講 師 |
| 平成22年3月23日(金) 15:30 〜 17:00 東京都千代田区 経団連会館 |
磁気と生体との関係 生体への影響と医療・生活応用の現状と未来 |
千葉大学大学院 工学研究科 准教授 岩坂 正和 |
現在、高齢化社会を迎え、国民の健康と増進は最重要課題となっております。
本財団は、設立以来、磁気の本質の解明が磁気科学技術の向上と新たな創造を促すものと考え、基礎研究から応用研究及び
作用機序の解明と技術の普及を行ってきました。その研究助成研究は194件に達し、一定の貢献を行ってまいりました。
しかしながら、磁気はまだまだ未知の分野が多く、引き続き国民の健康な生活と発展のために昨年同様次の事業を実施しました。
(1) 研究助成事業の公募
大学及びこれに準ずる機関に、基礎研究、応用研究、指定テーマ研究別で研究助成公募を行った。
(2) 審査委員会の開催 応募件数 合計18件の内訳
基礎研究 11件、 応用研究 3件、 指定テーマ研究 4件
平成22年2月27日審査委員会(多氣昌生審査委員長他8名)を開催。
各審査委員の評価、コメントを基に公正且つ厳正な審査を行い、7件の研究テーマを助成金の対象に選定することとした。
審査委員会において選出された研究テーマについて、理事会の承認を得て、3月12日芝パークホテルにおいて研究助成金
(総額 600万円)の授与式を行った。
(イ) 磁気健康科学に関する基礎研究に対する助成(4件 370万円)
| 研
究 題 題 |
研究責任者 |
所属機関・職名 |
| 磁性スイッチ機能を有する機能性MRI造影剤による癌の悪性度診断法の開発 |
田中 一生 |
京都大学 工学研究科 助教 |
| 超高磁場下のiPS細胞の挙動に関する基礎研究 | 山口 さち子 |
独立行政法人労働安全・衛生総合総合研究所・任期付研究員 |
| 磁気駆動ナノマシンを用いた細胞内小器官の機能制御 | 森島 圭祐 |
東京農工大学大学院 共生科学技術研究院 准教授 |
| 経頭蓋磁気刺激が測定脳波に与える影響のシミュレーションと除去の実用化に関する研究 | 片山 喜規 |
九州大学大学院 システム情報科学研究院 助教 |
(ロ) 磁気健康科学に関する応用研究に対する助成(2件 160万円)
| 研
究 題 題 |
研究責任者 |
所属機関・職名 |
| 陽性荷電マグネトリポソームと交番磁場を用いた再発悪性腫瘍に対する温熱免疫治療の臨床研究 | 菊森 豊根 |
名古屋大学 医学部附属病院 病院助教 |
| 拡散MRIを用いた脳梗塞ラットの細胞膜透過率評価 | 今江 禄一 |
東京大学医学部 附属病院 診療放射線技師 |
(ハ) 磁気健康科学に関する指定テーマ研究に対する助成(1件 70万円)
| 研
究 題 題 |
研究責任者 |
所属機関・職名 |
| 反復経頭蓋磁気刺激によるアルツハイマー病治療のための基礎研究 | 加藤 伸郎 |
金沢医科大学医学部 生理機能制御学 教授 |
磁気健康科学に関する情報を収集し広汎な利用をはかるため、当財団の研究助成事業の一環として、普及及び啓発事業による成果
先端的研究に関する諸情報を収集等、財団の事業活動をとりまとめて、会報「磁気と健康」を作成し広く関係機関に提供した。
(イ) 会報「磁気と健康」の発行
第22号 平成21年9月発行
| 記事:1 |
脳科学に基づく賢い生き方 |
| 小谷 誠 東京電機大学名誉教授、理事 北里大学医学部客員教授 | |
記事:2 |
磁気刺激の現状と応用技術について |
| 小田垣 雅人 広島市立大学病院 情報科学科 | |
| 記事:3 |
魚類のうろこを用いた骨代謝評価系の開発と磁場研究への応用 |
| 鈴木 信雄 金沢大学 還日本海域環境研究センター | |
記事:4 |
研究助成金授与者 |
| 日本生体磁気学会(金沢賞)への研究奨励賞の授与 |
磁気と健康の関係について、下記の「健康科学セミナー」に協賛し、40名の皆様にご出席いただき磁気が生体に及ぼす作用について講演を行った。
| 開催年月日・場所 |
講演テーマ |
講 師 |
| 平成22年3月12日(金) 15:30 〜 17:00 東京都港区 芝パークホテル |
磁場の安全性と有用性 〜抗腫瘍効果に及ぼす影響〜 |
東京慈恵会医科大学環境保健医学講座 准教授 鈴木勇司 |
現在、高齢化社会を迎え、国民の健康と増進は最重要課題となっております。本財団は、設立以来、磁気の本質の解明が磁気
科学技術の向上と新たな創造を促すものと考え、基礎研究から応用研究及び作用機序の解明と技術の普及を行ってきました。そ
の研究助成研究は279件に達し、一定の貢献を行ってまいりました。しかしながら、磁気はまだまだ未知の分野が多く、引き
続き国民の健康な生活と発展のために昨年同様次の事業を実施しました。
(1) 研究助成事業の公募
大学及びこれに準ずる機関に、基礎研究、応用研究、指定テーマ研究別で研究助成公募を行った。
(2) 審査委員会の開催 応募件数 合計20件の内訳
基礎研究 12件、 応用研究 4件、 指定テーマ研究 4件
平成21年2月2日審査委員会(多氣昌生審査委員長他8名)を開催。
各審査委員の評価、コメントを基に公正且つ厳正な審査を行い、7件の研究テーマを助成金の対象に選定することとした。
審査委員会において選出された研究テーマについて、理事会の承認を得て、3月16日虎ノ門パストラルホテルにおいて研究助成金
(総額 600万円)の授与式を行った。
(イ) 磁気健康科学に関する基礎研究に対する助成(3件 270万円)
| 研 究 題 題 |
研究責任者 |
所属機関・職名 |
| 磁力を用いた再生医療技術の開発 |
井藤 彰 |
九州大学大学院 工学研究院 准教授 |
| がん温熱治療に適した強磁性セラミックマイクロカプセルの調製と評価 | 宮崎 敏樹 |
九州工業大学大学院 生命体工学研究科 准教授 |
| 磁場が概日リズムに与える影響 | 平山 順 |
東京医科歯科大学 難治疾患研究所 特任講師 |
(ロ) 磁気健康科学に関する応用研究に対する助成(2件 170万円)
| 研
究 題 題 |
研究責任者 |
所属機関・職名 |
| 超磁歪素子を用いた埋め込み型骨導補聴器の開発 | 神崎 晶 |
慶応義塾大学 医学部 耳鼻咽喉科 助教 |
| MRI酸化鉄造影剤の質的向上を目指した腫瘍標的化磁性ナノ粒子の開発研究 | 向 洋平 |
大阪大学大学院 薬学研究科 助教 |
(ハ) 磁気健康科学に関する指定テーマ研究に対する助成(2件 160万円)
| 研
究 題 題 |
研究責任者 |
所属機関・職名 |
| 表面筋電図によるPSTHを用いた、小脳刺激の脊髄前角細胞に対する影響評価 | 緒方 勝也 |
九州大学大学院 医学研究院 助教 |
| 経頭蓋磁気刺激法を用いた運動イメージ・運動観察の中枢メカニズムの解明とリハビリテーション科学への応用 | 梁 楠 |
広島大学大学院 保健学研究科 助教 |
磁気健康科学に関する情報を収集し広汎な利用をはかるため、当財団の研究助成事業の一環として、普及及び啓発事業による成果、先端的研究に関する諸情報を収集等
財団の事業活動をとりまとめて、会報「磁気と健康」を作成し、広く関係機関に提供した。
(イ) 会報「磁気と健康」の発行
第20号 平成20年9月発行
| 記事:1 |
本物の磁気処理水を求めて |
| 佐野 洋 元摂南大学 薬学部 | |
記事:2 |
脳機能局在論を改めて問う |
| 吉岡 亨 高雄医科大学 |
第21号 平成21年3月発行
| 記事:1 |
人間と電子・機械システムのインターフェイス |
| 内川 義則 東京電機大学 理工学部 電子情報工学科 | |
記事:2 |
磁気の医療応用-最近の研究から |
| 重光 司 電磁界情報センター | |
記事:3 |
研究助成金及び研究奨励賞一覧 |
磁気と健康の関係について、下記の「健康科学セミナー」に協賛し、50名の皆様にご出席いただき磁気が生体に及ぼす作用について講演を行った。
| 開催年月日・場所 |
講演テーマ |
講 師 |
| 平成21年3月16日(月) 15:30 〜 16:30 東京都港区虎ノ門パストラルホテル |
交流磁場の生体作用 〜磁気治療の可能性について〜 |
国立筑波技術短期大学 名誉教授 西條一止 |